女性が売春することを知りながら場所を提供したとされる、大分県別府市の風俗店の元経営者など2人の男について、大分地裁は7日、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。
売春防止法違反の罪で有罪判決を受けたのは、別府市の風俗店の元経営者畠山恭介被告と元店長の長峰洋一被告です。
判決などによりますと2人はことし1月、別府市のソープランドで従業員の30代の女性に対し売春する目的と知りながら店の個室を提供したとされています。
大分地裁で開かれた7日の判決公判で、初谷湧紀裁判官は「風俗店の経営者などとしてそれ相応の売り上げを上げていて責任を軽視することはできない」と指摘しました。
一方で、「風俗業には今後関わらないと約束している」などとして畠山被告に懲役1年8か月罰金20万円、及び長峰被告に懲役1年6か月罰金15万円、それぞれに執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました
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