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キャバ嬢と風俗嬢が明かす、夜の街の値上げの実態「自分で終了後の掃除も…」

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「この商品、少なくなっている気がする……」あなたもそんなふうに思ったことはないか?実は今、我々の周りでは多くの商品が「ステルス値上げ」(値段を変えず容量を減らす実質的な値上げ)されている。食品や日用品などのさまざまなジャンルの商品が、“ひそかに”少なくなっているのだ。
◆夜の街に波及するステルス値上げの実情

夜の街にもステルス値上げは波及中だ。新宿で働くキャバクラ嬢(25歳)が話す。

「ウチは100人ほど入る大型店ですが、光熱費の節約で全部のエアコンをつけてないから、お客さんに『寒くない?』と聞かれることが多いです。

女のコのドリンクからコッソリとアルコールを抜くのは当たり前だし、今は忘年会終わりの泥酔客が多いのでステルスし放題ですよ」

都内のクラブのママ(40歳)は苦しい経営状況を嘆く。

「光熱費などのコストが地味に上がり、円安の影響でお酒の仕入れ価格も上がっていて、苦肉の策でセットの終了時間を5分ほど早めたり、お酒を濃く作ってボトルの回転率を上げたりしています。

その効果も雀の涙。正直、周りの店が料金を上げれば横並びにできるのですが、ウチだけ上げると他店に逃げられるのが怖くて値上げできないんです」

◆価格改定がしづらい業界も…

また、「業種的に価格改定がしづらいからサービス内容を削るしかない」と話すのは、風俗業界の関係者だ。

「高級店では最寄り駅までの送迎車をやめたり、おもてなしのタバコや飲み物がなくなった店が増えました。また、大衆店では昔なら“時間内無制限発射”が当然でしたが、今は1回戦限定ばかりですね」

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